コストの増大などで、輸出入が減少の見通し−港湾整備に取り組む中南米諸国(8)−
カラカス事務所
2014年06月11日
ベネズエラの主要港はプエルトカベージョ港、ラグアイラ港、グアンタ港、マラカイボ港の4港で、それらを国営会社ボリプエルトスが運営している。2010年から2012年にかけて4港のコンテナ取扱量は増加したが、港湾インフラの未整備などが足かせとなって輸出入にかかる日数が増大している。世界銀行の発表した「DoingBusiness2014」によると、輸出手続きに56日、輸入手続きに82日間必要となっており、それに伴いコストも増大している。ベネズエラ編の1回目は、主要港の概要と抱える課題について。
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