2014年は並行市場「SICAD」の清算品目、競売額を拡大−マドゥロ大統領による経済対策（6）−

1月15日の年間業務報告で、マドゥロ大統領は今後、固定為替レート（1ドル＝6.3ボリバル）の清算品目を減らし、並行市場「SICAD」の落札レートで清算する品目を増やしていく方針を明らかにした。同時に、2014年は前年よりもSICADの競売額を拡充すると発表した。後日、ラファエル・ラミレス経済担当副大統領が国営テレビVTVのインタビューで、2013年10月から毎週1億ドルだったSICADの競売額を2億2,000万ドルに増やすと明言した。