上半期の投資・進出、関西企業もASEANシフトが鮮明に

ジェトロ大阪本部が各社の発表を基に調べた2013年上半期における関西企業のアジア投資・進出件数84件中、ASEANは53件だった。中国の23件の約2倍となっており、日本全体の傾向と同様、関西企業もASEANシフトが鮮明になった。タイやインドネシアで自動車関連企業の投資案件が多いほか、ベトナム南部での製造、シンガポールでの統括事務所設置の案件も多い。中国では一部で撤退もみられるものの、消費財メーカーの内需向けの投資は継続している。