東南アジア移転を加速する中国アパレル企業−TPPの活用も狙う−
上海事務所
2013年06月11日
ファーストリテイリング、アディダス、ナイキ、プーマなど日欧米有名ブランドのOEM(相手先ブランドによる生産)を手掛けるアパレル大手の申洲国際が、ベトナムに工場を設立する計画を公表した。賃金や原材料価格の上昇およびブラック ジャック ランキングの需要減に伴い、紡織・アパレル業で東南アジア移転を進める中国企業の動きの1つ。今回の工場設立にはコスト削減のほか、環太平洋パートナーシップ(TPP)の関税減免などの優遇策を活用して、米国などの国際市場をさらに開拓する狙いもある。
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