過去のあつれき脱しFTAをてこに経済関係強化へ−トルコ企業からみたセルビア市場(1)−
イスタンブール事務所
2013年06月06日
トルコ企業の南東欧地域への進出は、1989年の社会主義からの体制転換後に始まり、ルーマニア、ブルガリアを中心に活動範囲を広げてきた。セルビアへの進出は、宗教が要因の1つとされるボスニア・ヘルツェゴビナ紛争、コソボ紛争の影響もあり、極めて限定的だったが、2010年の自由貿易協定(FTA)発効を機に、両国の間に関係強化の動きが出ている。トルコ企業からみたセルビアについて、2回に分けて報告する。
ビジネス短信 51ac3c4b5ad20