1〜3月は内外需とも低調に推移
ボゴタ事務所
2013年05月15日
2013年1〜3月の全国小売販売動向がさえない。2月の自動車・オートバイ販売が前年同月比で8.2%減少したのは、前年から続く高金利の影響とみられる。国内通貨ペソ高で輸入が拡大しているものの、外国産品と競合する自動車組み立て・同部品、繊維品、ゴム製品分野の生産落ち込みが目立ち、2月の製造業生産指数は前年同月比マイナス4.5%に下落した。失業率が依然10%台と高止まりし、3月は失業者が232万人に達した。1〜2月の輸出は国際的な石炭価格下落の影響で前年同期比3.4%減、輸入は工業品、燃料などが拡大し9.0%増だった。
ビジネス短信 5191d923a9ad8