米国製品の影響力が強い中南米第2の市場−医療機器市場の現状と課題(1)−

(メキシコ)

中南米課

2013年04月09日

メキシコの医療機器市場はブラジルに次ぐ中南米第2位の規模であり、2008年のリーマン・ショックの影響もさほど受けず、国内販売額は名目で年平均8%弱の成長を続けている。国内販売の9割以上を輸入品が占め、米国製品の影響力が強いが、2012年に日本の医療機器の登録制度とメキシコの登録制度との同等性がメキシコ政府に認められたため、日本製品の登録審査が円滑化し、今後の日本からの輸出拡大が期待できる。メキシコの医療機器市場の現状と課題を5回に分けて報告する。

ビジネス短信 5162337b14820

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