RE買い取り価格また引き下げ−ラホイ政権の「聖域なき改革」・電力システム(1)−

(スペイン)

マドリード事務所

2013年03月05日

政府は2013年初にさかのぼって、再生可能エネルギー(RE)電力買い取り制度におけるフィードインプレミアム(FIP)方式の適用廃止などを含む買い取り価格の引き下げを緊急施行した。2012年末に270億ユーロに膨らんだ電力システムの累積赤字に歯止めをかけることが目的。RE業界は政府の度重なる制度変更に対し強い不満を示しており、提訴も辞さない構えだ。ラホイ政権による「聖域なき改革」にさらされる電力システムについて3回に分けて報告する。

ビジネス短信 513462444ab50

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