販売台数はわずかに減少するも30万台を維持−主要国の自動車生産・販売動向(2012年)−

(コロンビア)

ボゴタ事務所

2013年02月21日

2012年の新車販売は31万5,968台と前年比2.7%減少したものの、2011年に引き続き30万台水準を維持した。国内通貨高のため輸入車シェアは67.7%と直近5年間で最高レベルに達した。貸出金利の高騰が自動車など高価な耐久消費財の需要を引き下げたため、中央銀行は政策金利を5.25%から4%に引き下げ、消費の呼び戻しを図った。現地自動車産業界は通貨高、自由貿易協定(FTA)当事国間の均衡が国内の産業活性化に肝要とみている。他方、生産面ではゼネラルモーターズ(GM)の工場拡張、ドイツ・中国企業によるバス組み立て生産の参入など、外資系企業の活動が活発化している。

ビジネス短信 51247ce9bfa68

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