国内での開発〜生産にこだわり、顧客対応は柔軟に−欧州中堅・中小企業の国際化戦略を探る−

(ドイツ)

デュッセルドルフ事務所・欧州ロシアCIS課

2012年11月26日

農業機械用の非接触型センサーというニッチ分野で世界企業を顧客にもつエロバウ(Elobau)は、顧客のリクエストへの柔軟な対応力こそが中小・中堅企業の優位性と指摘。この柔軟な開発・生産体制を確実なものにするためには、「メード・イン・ジャーマニー」に徹底的にこだわる必要があると語る。国外市場の商機を慎重に見極めながらも、ドイツ国内からの「ぶれない供給体制」が同社事業の国際化を支える。センサー市場の将来性を1970年代初頭に見抜いた創業者を父に持った2代目社長のミヒャエル・ヘッツァー氏に聞いた。

ビジネス短信 50ada397c2948

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