市場拡大に余地、認知度向上が不可欠−欧州の日本食品市場、震災後の現状(8)−

(イタリア)

ミラノ発

2012年03月12日

日本食品市場は、東日本大震災直後に大きな影響を受けたものの、2011年秋ごろから回復の兆しが出ている。ただ、現在も続く日本食品に対する輸入規制により、通関時の時間とコストに悩まされる状況は続いている。債務危機による消費市場の低迷も懸念材料だ。ただ、市場拡大の余地は残っているため、まずは多様な日本食品の認知度向上に向けた努力が重要だ。

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