ペルーとのFTAが発効−乗用車の関税削減は17年から−
メキシコ発
2012年02月08日
ペルーとの自由貿易協定(FTA)が2月1日に発効した。カルデロン政権初のFTA発効だ。2011年4月6日に締結された同FTAは同年半ばの発効を目指していたが、農業団体などの反対で批准が遅れた。関税削減の基準となるベースレートが交渉開始当初の06年の一般関税率に固定されていることもあり、関税削減効果が表れるのが遅い品目もあるが、国産工業製品の対ペルー輸出拡大の追い風になることが期待されている。
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