悪天候と輸出増でアボカド価格が高騰
メキシコ発
2011年09月22日
アボカドの国内販売価格が高騰している。干ばつや冷害などの悪天候による影響が直接的な要因とされているが、中長期的にみれば、輸出が好調で国内向け供給が減少したことが背景にありそうだ。アボカドの輸出は、最大の輸出先である米国の輸入検疫規制が緩和された2005年以降、急速に増加しており、国内市場への供給が減少しつつある。対日輸出も好調で、日本のアボカド輸入に占めるメキシコ産の比率は90%以上を維持している。
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