日本企業の積極参入でゲーム機市場拡大の可能性−消費市場の動向(3)−
テルアビブ発
2010年03月30日
家庭用ゲーム機市場は年間4万〜6万台規模とみられ、約半数をソニーのゲーム機「プレイステーション」、残りをマイクロソフトの「Xbox360」と任天堂「Wii」が分け合っている。「プレイステーション」は専売権のある総代理店(Isfar)がマーケティングや販売活動をしているのに対して、任天堂やマイクロソフトは複数の輸入業者が主に欧州の代理店などから輸入・販売している。そのため、積極的なマーケティング活動や、消費者が必要とするサポートやサービスがなく、売り上げが伸び悩んでいる。シリーズ最終回。
ビジネス短信 4bb15e4614050