ファンロンパウ新内閣が発足−高まる経済政策への期待−
ブリュッセル発
2009年01月06日
アルベール2世国王は2008年12月30日、フラマン(オランダ語)系キリスト教民主党(CDV)のヘルマン・ファンロンパウ氏を首相に任命した。新首相は直ちに連立5政党による組閣調整を行い、1月2日に議会の承認を得て新内閣が発足した。フォルティス銀行の救済方法をめぐる株主との係争問題、制度改革をめぐる北部オランダ語圏と南部フランス語圏の地域対立の沈静化、経済危機への対応など、新内閣に突きつけられた課題は山積している。
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